4/30/2012

Hash Trash 2012 April 29 ヘア次々に交代の盛況ピックアップラン。出会いもあれば別れもあり

やはりヘア(Hare:ハッシュのコースを作る人。それなりの経験がないと難しい)の申し出はなく、結局今回もピックアップハッシュ(Pick Up Hash:当日無作為に選ばれた人が即興でコースを作る。通常より待ち時間が短く、ヘアを捕まえる可能性が高い。捕まえた人が次の区間のヘアとなる)となりました。集合場所はいい加減ネタはないはずのニミッツパークUSO。Facebookでは参加予定が6名ということで、10名くらい集まるかなと予想していましたが、13時半の集合時間には大勢の人が集まってきました。参加者はトモキ、ジャック、マット、ジョージ、チカ、リーロイ、ウイリアム、ロバート、クリス、エリック、デビッド、ダン、ジョン、ジョージアナ、ベン、カイル、エリ、ジョー、レイモンド、初参加のマミ、トシ、チャールズ、もう一人米国人男性(ハッシュキャッシュ貰い損なった)の総勢23名、ダウンダウンにはマイケル、アン、サチも合流して、合計26名の大盛況ハッシュとなりました。最初のヘアはダンの指名によりマットが選ばれました。リーロイお清めの後、13時38分に第1区間のヘアがスタート。通常12分待ちのところ5分に短縮してハウンド(Hound:追跡する人達)もスタート。トレイル(Trail:ハッシュのコースのこと)は佐世保公園から佐世保川沿いの遊歩道を進み、国際通りを三ヶ町方面に進みました。パチンコチャンピオンを曲がり、集団はアルバカーキー橋付近まで進みましたが、肝心のマーキングを見失ってしまいました。再びチャンピオン方面へ戻っていくと、中冨ビルの前に見落としていたトゥルートレイルアロー(True Trail Arrow:正しいコースを示す矢印)を発見。螺旋階段を登れの指示でした。しかし屋上まで行くとBT(Bad Trail:間違いコース)。結局1階までエレベーターで降りてきたところをジャックが捕獲しました。ここで第2区間はジャックに交代。再び5分間の待ち時間の間に、呑気に歩いていた人達や、ショートカット(Short Cut:ヘアのマークを無視して近道をすること。生き甲斐にしているハッシャーもいる)に失敗したデビッドも合流。トレイルは青年会議所からセイラータウン方面に進み、チサングランドホテル前の駐車場から有刺鉄線を越えたところで突っ立ったままのジャックを発見。すでに第1区間からショートカットしていたリーロイに捕まった後でした。第2区間はわずか2分で終了。リーロイに交代したことで、ここからようやくハッシュらしいトレイルになりました。ラッキーボール前から国道35号線に出たところにインターセクション(Intersection:いわゆるチェックポイント。ここから正しいコースを見つけなければいけない。先週参加した東京のハッシュでは7カ所でしたが、佐世保では30カ所くらいある)。横断歩道で立ち往生している間に、トモキは狙いをつけて名切交差点の歩道橋を渡ったところで再びインターセクションを発見。トレイルは中央公園内へと進み、さらに佐世保北高横の民家すれすれの小道を登って降りたところで、トモキがリーロイを発見。こっそり近づいていきましたが、相手も気付き、しばらく駆け引きがありましたが、階段を登った行き止まりでスネア(Hare Snare:トレイル途中でヘアを捕まえること。ライブトレイルの醍醐味)しました。第3区間はトモキが引き継ぎ、出口の検討はついていませんでしたが、いきなりのシギー(Shiggy:ハッシュ専門用語のため辞書には載っていませんが、最近Urban Dictionaryに載っていることを発見。志賀潔が発見したシゲラ菌が語源。山道、薮など汚い道)に突入。インターセクションもあり、ループ(Loop:同じ場所に戻ってくるコース。鉢合わせする危険性高い)もありの我ながらナイスなトレイルだったと思います。出口が見つからず、民家の裏に出た時は「万事休す」と思いましたが、空き家であることが分かり堂々と進入してシギーを脱出しました。八幡町の小道に出たところにチェックバック(Check Back:元に戻れのサイン)を作り、別ルートを進んでいったところで、再びコースを外れていたリーロイにスネアされてしまいました。再び5分間の待ち時間があり、シギーに苦戦した人達も無事に脱出することができました。無人宅を横切ったことは咎められる心配はなかったのですが、チカがギャーギャーうるさかったので近所迷惑にならないか心配でした。トレイルはちょっとした遊歩道上ったり下ったりして亀山八幡宮に出ました。さらに国道35号線(正確に言うとここから国道204号線)を渡り、佐世保市役所裏の木場田町エリアを進みました。森永歯科からの階段でダンとハッシュ二回目のカイルが本日5回目のヘアスネアしました。第6区間はビバシティ比良町横の階段を登り、さらに佐世保女子高へ登っては下り、大久保小学校下のインターセクションで少し混乱。おばあさんの誤情報でさらに混乱しましたが、何とか切り抜けました。ハッシュフラッシュ(Hash Flash:記念撮影のこと)は失敗に終わりその先に今回連発のブーブチェック(Boob Check:女性の参加者のみコースを見つけることができる。免除制度もある)。男性メンバーは仕方なく待機。ただ一人先頭集団についてきた新人マミさんが一発でコース発見してくれたため、即再開その先グローリーホール(Glory Hole:英英辞典でお調べ下さい)で休憩もあり、矢岳簡易郵便局前の分岐点から弓張岳に行くと見せかけて、正解は下り。佐世保中央インター方面へ一気に下っていきました。西九州自動車道下のトンネルを抜け、国際通りから再び佐世保川沿いを通り、セイラータウンの対岸に待望のビアニア(Beer Near:フィニッシュ間近であることを示すサイン。文字通りビールが用意されていなければならない)。最後は佐世保公園のいつもの場所でフィニッシュでした。今回はピックアップハッシュらしく、ヘアそれぞれのカラーが出て楽しいトレイルです。しかし肝心のビールが準備されておらず、缶ジュースで我慢していました。しかしビアマイスター(Beer Meister:ビールを準備する係。ハッシュでは最重要な役割の一つ)がなかなか到着しないため、我慢できず、いつもは基地で調達しているため、4〜5倍コスト高となるアサヒスーパードライ(Asahi Super Dry:発泡酒ではない正真正銘のビール。東京のハッシュではエビスや一番搾りは飲まれるが、なぜか飲まれない)が数量限定で調達されました。40分後にようやくビアマイスターが到着。ケガで長期休暇していたアンも、明日佐世保を旅立ってしまうため、最後にダウンダウンに合流。久し振りの再開を喜び合いました。そして16時25分からダウンダウン(Down Down:ランの後の儀式のようなもの)が開始。マットを皮切りに本日のヘア順々に紹介されました。その後新人の紹介があり、ダン見本を見せて、新人さんも飲まされました一番の人達が飲まされ、今回最後となるアンに記念品やTシャツが贈られ、飲まされました女性全員一気ニューシューズ(New Shoes:新しい靴を履いてきた人は、その靴にビールが注がれて飲むことになる)のお祝いもありました。デビッドはTシャツ販売に励みました。何故か始まった「服着ろ!」「服脱げ!」コールもあり、終始盛り上がったダウンダウンですが、腹減ったということで18時にスイングロー(Swing Low, Sweet Chariot:全世界共通のダウンダウン締めの踊り)で終了。オンオン(On On:ランの後の食事会)は天津包子でした。ここでもみんなビール(Beer:ハッシュの公式飲料。ハッシュ始める前は飲めませんでした)。次回のランは佐世保ハッシュ月イチ定例のバートゥーバーラン(Bar-to-bar Run:夜の飲み屋ハシゴラン。もの凄い数の店を飲んで回ります)です。オンオン。ミネトモキ

4/23/2012

東京遠征レポート 2012 April 20 予定外の宴会あり!金曜ハッシュ(おみやげも頂きました)

土日の研修のついでに東京でハッシュに参加(実質的にはハッシュのついでに研修)してきました。本当は可能であれば金土日と参加したかったのですが、唯一時間調整ができた金曜夜のフライデーハッシュ(Finally Friday Fukov Hash:2004年設立。毎週金曜夜7時半スタート、宴会なしが主な特徴)に参加しました。一緒に参加する職場の同僚には単独行動することは話しておらず、また事前に参加申込を行う類の集まりでもないため、ホームページで確認してアポ無しで参加しようと考えていました。スタート場所がその週になってもTBAのまま更新されなかったため、ホテルがなかなか予約できず(研修先ではなく、ハッシュ優先で予約するつもりでした)、とりあえず無難に新宿駅周辺に確保していました。直前に確定したスタート場所は南千住(東京都荒川区)。東京に住んでいたこともありますが、「どこ?」って感じでした。ヘアはGM(Grand Master:部長さん)のラプンゼル。恐らく直前までヘアが見つからず、仕方なくGM自ら行う羽目になったのではないかと思われます。九州からの参加ということで余裕持って19時頃には現地に辿り着きたいと逆算して、出張扱いの研修会参加という大義名分のもと、正午に職場を出発しました。羽田空港から一旦新宿のホテルにチェックインして(この時点で18時過ぎていたので、業務時間は終了しており問題ありません)、スーツからハッシュ用の服装に着替え、5分で準備をして即出発。しかし山手線で急病人が出たとのことで、大塚駅で足止めを食らってしまいました。このままでは遅刻、途中からの参加するのは無理だなあと、半分参加を諦めかけていましたが、幸い10分程で復旧。何とかギリギリの19時15分にJR南千住駅へ着くと、F3H3→のチョークの印を辿り、スタート地点へ向かいました。駅東口のコンコースに行くと、それらしき人達が集まっていました。不安ながら近づいていくと、お決まりの「オンオン」のご挨拶。ハッシュキャッシュ(Hash Cash:参加費。主にビール代)の1,000円を支払い、「サイコドランクです」と名前を告げ、無事エントリーしました。フライデーハッシュの参加は2回目だったのですが、前回よりは若干参加者少なめ(20名程度)の印象でした。フライデーハッシュは基本AトゥーA(A to A:スタートとフィニッシュが同じ場所。F3H3ではスタート地点で荷物を預かってもらえます)。顔見知りの方もおらず、「初めまして、佐世保ハッシュからの参加です。お世話になります」と挨拶していたところ、ヘアのラプンゼルが登場。バージン数名のために簡単なチョークトーク(Chalk Talk:ルール説明。F3H3のマーキングはいたってシンプル。基本的に矢印、チェックポイント、チェックバックくらい)が行われ、今日はチェックポイント7カ所(Check Point:佐世保ではインターセクションと呼びますが、通常20~30カ所ある佐世保とは全然数が違います)、「枝に注意」とアナウンスされ、19時30分いきなりのスタート。ヘアを追跡しないプリレイド(Prelaid:事前にコースを作っておくタイプのトレイル。佐世保では原則禁止)に違和感を感じつつも、最初から全員ダッシュ(サムライなどライブハッシュでは最初の3分歩きルールはあります)。Bivi南千住(全国展開の複合商業施設)裏の最初のチェックポイントから、先頭集団でトゥルートレイルを進みました。しかしその先にチェックバック(Check Back:基本的に同じだが、69などの数字はなし。直前の曲がり角から曲がる)。また東京では笛の吹き方には決まりがないようで、オンオン!(On On!!:アローや小麦粉を発見したら叫びます)と言う代わりに、ピーっと一回吹けばよいようです。トレイルは住宅街や季節外れのイルミネーションを通り、隅田川沿いへ進みました。千住汐入大橋下でアローを見失ってしまい、少し時間を消費してしまいました。植え込み付近のチェックバックが見落とされていたのが要因で、そこから橋の下を進むとアローを発見しました。遙か前方の東京スカイツリーに向かって進みました。この辺りでそれまで先頭を走っていた人達と再び出会うことはありませんでした。しかしとにかく参加者みんな速い!それでもFRB狙いで、翌日からの研修会のことは忘れて、気合い入れて走りました。しばらく川沿いのルートを進むと、水神大橋を渡り、首都高堤通出口から東白鬚公園へ入りました。公園周辺を進み、チェックポイントから折り返して公園を周回。陸橋の上や下を巧みにニアミスで通過し、東京都リハビリテーション病院の先から墨堤通りに出ました。鐘ケ淵陸橋の交差点でチェックポイント。ここでもなかなかトレイル発見できず苦戦しましたが、結局再び水神大橋方面へ向かい橋を渡りました。ここも最初に通ったルートと巧妙に並行して進められました。産業技術高専脇で例の「枝に注意」ルートを進みました。再び住宅街に入り、LaLaテラスなど駅周辺らしい風景が見えてきたところでビアニア(Bear Near:フィニッシュ間近のサイン)。しかしビアニアのタイミングが若干異なり、最後は少しバテ気味でフィニッシュでした。二番手でフィニッシュしたつもりでしたが、既に数名のハッシャーが到着していました。後半部分は大幅にショートカットされていたようです。ほぼヘアの思惑通りのトレイルを辿った私の記録によると、走行距離9.3km、走行時間58分のランでした。ランの後はもちろんビール。エビス、一番搾り、スーパードライ黒など、発泡酒なしのお高い日本製ビールが取り揃えられていました。ハッシュキャッシュが1,000円なのも納得ですが、4〜5本飲めば赤字なので大丈夫なのでしょうか?しばらくの間ビールを飲みながら歓談となりました。最近めっきり全日本ハッシュ(Nash Hash:毎年国内のハッシャーが集まる3日間ハッシュ三昧のイベント)への参加者もなく、消滅していると思われていた(そもそも存在自体知られていない?)佐世保ハッシュの宣伝を行ったり、おみやげにTシャツやお手製のビアホルダーを頂いたりと楽しい時間を過ごしていました。しかし途中で帰ってしまう人が続出。「あれ?ダウンダウンはないんですか?」と尋ねると、もう始まる頃ということで、21時30分よりようやくダウンダウン(Down Down:ランの後の打ち上げ。ビール一気飲み大会)開始。GMラプンゼルによる進行で、初めての人の紹介などがあり、私はビジターとお久しぶりということで飲ませていただきました。ハッシュソング(Hash Song:一気コール用の極めて下品な替え歌)は基本的に同じでした。そのまま終わりそうだったので、「スイングローやらないの?」とリクエストして、数種類のバージョンを行って、無事終了しました。オンオン(On On:On Afterともいう。ランの後の宴会)は通常やらないというのが金曜ハッシュの特徴ということでしたが、今回はビジター(Visitor:他の地域のハッシュクラブに所属しており、旅行や仕事のついでに参加するハッシャー)も来ているからということで、特別にオンオンを開いていただき、GM含む(普段はなかなか参加されないらしい)有志でサイゼリアBiVi南千住店(Saizeriya:埼玉本社のイタリアンファミレスチェーン。九州には福岡のみ出店)へなだれ込みました。しかしあまりの盛り上がりに、店員さんから「もう少しお静かにしていただけますか」と何度も丁重に退去命令が出されたにもかかわらず、さすがにハッシャー、終電ギリギリ(一部の方は乗り遅れ)までゆっくり過ごしました。「ランニング(東京の人達、特に日本人はこれが先に来ているような印象です)、ビール(私もハッシュ参加するようになって好きになりました)、英語(話せなくても大丈夫とは言いますが、多少できないと辛いかも)の、どれか二つ以上好きならハッシュは面白い。三つとも好きなら最高」と誰かが言ってましたが納得。同じ趣味を持った人達なので妙に馴染めます。今回久し振りの遠征でしたが、沢山おみやげ頂いたり、パーティーもやっていただき大変ラッキーでした。皆さんも旅行や出張に行かれる際には、是非その土地のハッシュに参加してはいかがですか?オンオン+++>サイコドランク(ミネトモキ)

4/16/2012

Hash Trash 2012 April 15 ちゃっかり温存トレイル。しかしビール不足の大失態!

ヘアがなかなか決まらず、今回も最終手段としてピックアップハッシュにて木曜日に案内をしていましたが、デビッドがヘアやっていいということで、急遽金曜日に予定変更の告知。沖縄ハッシャーのロビンから参加表明のメールも届いており、せっかくお客さんが来るのに少人数ランだと申し訳ないなあと思っていました。しかし日曜日は絶好のハッシュ日和。久し振りのハウステンボス駅からのスタートで、13時にJR佐世保駅に集合。ゲストもいるため、責任者代行としては早めに行かなきゃと思っていましたが、行きのバスで急病人が出て救急車を待ち、20分足止めを食らうというハプニング。何とか13時25分のシーサイドライナー発車ギリギリに到着。佐世保駅前にはリーロイ、ジャック、ベン、マット、ウィリアム、新人のトラヴィス、チェルシーの7名が待っていました。沖縄のゲスト達は結局見つけられず乗車すると、沖縄ハッシャー4名、エリ、ジュリ姉妹、ダンは既に電車に乗り込んでいました。ハウステンボス駅に着くと、スタート地点を示すマークなし、ヘアも不在でした。しばらく待っているとヘアのデビッドと荷物&ビール運搬係のラーラが到着しました。その後、トモクボさんとその孫、チカ、ロバートも合流し、総勢21名となり、久し振りの大盛況ランでした。ほぼ定刻の14時03分にヘアがスタートリーロイが新人向けにチョークトーク(Chalk Talk:ルール説明)を行いましたが、目の前の民家のおばあさんが出てきたので、日本人代表でトモキが慌てて謝罪しようとしたところ、「全然大丈夫。ガイジンさん多いねえ」と難を逃れました。12分後の14時15分にスタート(最初の3分は歩き)。ハウステンボス対岸沿いを進み、南風崎MGレヂデンス(旧ハウステンボス南風崎寮)から瀬渡し船待合所横の橋を渡り、長畑町方面へ進みました。マイケルのチェックバック69(昨年8月28日)付近を過ぎ、しばらく登ると早速のシギー(Shiggy:薮や沼地など舗装されていないエリア)。雑木林苦戦して抜けると、田園エリアにでました。田圃の畦道を進むと国道205号線に出て、少し進むと無窮洞(1943年小学生達が掘った巨大な防空壕。教室としても使われていた)が給水ポイントでラーラが待機していました。まだ前半戦ということで、ほとんどの参加者が合流しましたが、先頭を走っていたはずのリーロイが行方不明となっていました。しばらく休憩の後、ランは再開。今回は梅ヶ枝酒造の酒蔵ツアーなどは行わず、正蓮寺から山登りと見せかけてチェックバックで、民家の庭を抜けて、再び車道へと戻りました。しばらく県道142号線を進みましたが、次第にフィニッシュと予想される方角からは大きく離れていきました。ようやく城間地区から白石岳方面への登りとなりました。段々民家もなくなり道もなくなると、再び竹林シギーへと突入シュレッダー紙(Shredded Paper:マーキング用具の一つ。シギーでは分かりやすいが、所詮ゴミ)を辿って進んでいきました。こんな山の中でもしっかりインターセクション(Intersection:分岐点。手分けして正解のルートを探さなければならない)があり、引っかけルートも用意されていました。鉄塔の先にはチェックバックで、この地点からは下り。みかん畑をひたすら下りました。途中小細工がありましたが、先頭のロバートとトモキは構わず下りました。県道248号線に出たところで、トモキが早岐方面、ロバートがハウステンボス方面に分かれて探しましたが、エイトゥービー(A to B:トレイルの種類。スタート地点とフィニッシュが違うコース)との予告通り早岐方面に向かいました。パチンコP-ZONE前でオヤジギャグを発見すると、200メートル程前方にヘアの姿も発見。しかし目視だけでなく物理的な接触が捕獲の条件であるため、気付かれないよう少しずつ距離を縮めていきました。気配を感じたヘアと直線コースでの駆け引きが続き、ダイレックス前を横断したところで、最後はロバートが一気にスパートして踏切手前でスネアHare Snare:トレイルの途中でヘアを捕まえること)しました。規定通り5分間の時間を与えてヘアが出発。しかし後続集団は5分経過しても辿り着かなかったため、再びロバートとトモキの二人で追跡再開。予想通り早岐瀬戸沿いのジョギングコースをひたすら北上するところで、トモキは勢いを失い、ロバート(このオヤジ速い)に先を譲りました。しばらく川沿いを走り、橋を渡って、住吉神社から東消防署横から線路を越え、最後は小森公園でフィニッシュ(16:17)でした。走行距離13.34km、走行時間2時間5分の数値的には普段より少し長い程度でしたが、シギーあり、アップダウンありの疲労困憊ランでした。沖縄からのゲストも「これってボールバスター(Ball Buster:上級者コース)でしょ?いつもこんなのやってんの?」と質問される程、今日はきつかったですね。先頭のロバートから、トモキ、ダン、リーと続き、何とか地元ハッシャーの面子は保てました。先にフィニッシュした者は、ビール健康食にありつきました。その後沖縄からのツアー客が続き、30分後にマット、ベンがフィニッシュ。さらにその10分後に残りの人達もフィニッシュしました。途中棄権のトモクボさんと孫以外全員揃ったところで、17時10分にダウンダウン開始。最初に「急遽思いついたかのようにヘアを申し出たが、実は半年前から今日のトレイルを考えていた」ヘアが飲まされました。そして初参加の人達はマットから質問が浴びせられ、ジャックの模範演技に続いて飲まされました。さらにヘアを捕まえた人、捕まった人が同時に飲まされ観光客一番の人女性達などが次々と飲まされました。さらに盛り上がってきたところで、ハッシュで一番重要なアイテムであるビールがわずか30分で底尽きてしまったため、やむなくスイングロー(Swing Low, Sweet Chariot:全世界共通の締めの儀式)を行い終了せざるを得ませんでした。その代わりにオンオン(On On:ランの後の食事会)へ早めに行くことができたため、日曜の夕方はなかなか席が空かない回転ずし「しーじゃっく」に、運良く13名の団体でもすぐに入ることができました。満腹になったところで、19時前のまだまだ外は明るいうち解散となりました。次回のランはこれまたシギー好きのリーがヘアで、4/22(日)ニミッツパークUSOスタートです。オンオン(On On:ここでは単なる挨拶。東京のハッシュに参加した時、「こんにちは」の代わりに使われていて戸惑った)。ミネトモキ

4/10/2012

Hash Trash 2012 April 8 サクラチル花見ラン今年モ逃ゲ切レズ

3月末の桜開花情報によると佐世保エリアは4/6(金)が満開の予想でした。しかし4月に入り連日の晴天のため月曜日にはほぼ満開となり、さらには週の半ばに台風並の強風に見舞われ、日曜日まで持つかと心配されました。それより心配されたのは、最近のメンバー激減のためイベント自体の開催が危ぶまれていました。Facebookのイベント案内に参加表明したのはジョージアナのみ。久し振りのお出かけランで、「乗り合いの調整が必要なため、参加の有無をお知らせください」と メールでも念を押していましたが、参加する方でちゃんと答えが返ってきたのはデビッドぐらいでした。トモクボさんから車出していいとの快諾をいただいており、返事をもらった限りでは1台あれば十分ではあったのですが、「アポ無し」「ドタキャン」が当たり前のようにまかり通っているハッシュですので、念のため私も車で行くことにしました。今回はヘアしないといけないだろうなあと思い、開花したばかりの先週下見に来たのですが、1回の下見ではコース完成させることができず、結局昨年一昨年に引き続きリハビリ中のマイケルにお願いしました。ライブ(Live Hare:あらかじめコースを作っておくのではなく、一定の時間差を置いてリアルタイムでコースを設定する方法。途中でヘアを捕まえる楽しみがある。スタート前にすでにコースが完成しているのはDead Trail)にこだわる必要ないと進言したのですが、あくまでライブでいきたいということで、2時間前にスタートすることになりました。そしていつもより早い13時の出発予定時間に辛うじて間に合ったのはトモクボさんのみ。「寂しいですね。10分だけ待ちましょうか。車一台で大丈夫みたいですね」と話していたところで、2回目参加のエリが到着。さらに15分遅れでジョージアナ一家、ダンが呑気に登場。その後ジョイと新人アレックスが合流。結局車三台で西海橋公園に向け出発しました。途中デビッドを拾って、総勢10名(ヘア加えて11名)となりました。スタート地点のコラソンホテル手前の臨時駐車場着くと、小学生の落書きのようなヘタクソな目印を発見。とりあえず記念撮影を行い、新人向けにデビッドチョークトーク(Chalk Talk:マークやルールの説明)を行い、14時17分にスタート。いきなりのシギー(Shiggy:薮や沼地などの悪路)から海岸方面へ向かいました。西海橋ビューロッジ(1988年閉園)跡から、崩れた橋渡り、コラソンホテル行きモノレール(廃線)横の階段を登りました。ホテルの遊歩道を進むと見せかけて、ホテル前の道路を渡って崎針尾漁港方面へ進みました。しばらく海岸付近を進むと竹林に入りました。先頭集団が難なく進んでいくのに対し、女子供苦戦していました。激しい竹林シギーを助け合いながら何とか抜けると、国道202号線へ出ました。道路脇の小道を進み、西海橋公園周りを進み、マップ(Map:文字通り地図の他、行き先が書かれている場合もある)を発見。花見客で賑わう中を抜けて、県立自然公園へ下っていきました。針尾電波塔を眺めながら進むと、ようやく正しい漢字が書けるようになっていました。さらにマップを頼りに新西海橋の下を潜り、再び花見会場の中へ突入。しばらくは花見客に不審人物扱いされながら公園内をうろうろしていると、再びマップで「旧西海橋を渡れ」の指示がありました。賑わう屋台の中を抜け絶好身投げスポット西海橋を渡りました。魚魚市場前からウッドデッキを渡ったところでヘア(Hare:ウサギ役。ハッシュのコースを作る係)のマイケルを発見。15時06分デビッド捕獲しました。コースを作り始めて3時間以上経過しており、マイケルの足首の痛みはこの時点でほぼ限界にきていましたが、非情なハウンド(Hound:猟犬役。ヘアを追いかける人達)は15分の先行時間を与えて最後までコース作りを命じました。先頭集団のデビッド、ダン、トモキは手持ち無沙汰で、アイスを食べたりして後続集団を待ちましたが、なかなか追いついて来ませんでした。唯一トモクボさんだけが待機時間中に合流して、15時23分にラン再開。元々ヘアをするつもりだったトモキが下見で発見し事前にマイケルに情報提供していた、4月1日オープンの新たなビュースポット「西海の丘」へ向かいました。芝生広場はまだ養生中で立入禁止でしたが、出来たての公園には展望台があり、新旧二つの西海橋が見渡せる大パノラマを楽しみました。マイケルのペースに合わせるため、展望台でしばらく休憩していたところ、ようやく残りのメンバーが合流しましたマップの指示には「新西海橋を渡れ」とあり、フィニッシュの場所は既に判明していました。昨年マイケルが捕まった地点には階段が整備されており、ゆっくり新西海橋渡っていた途中で、マイケルから電話がありました。「フィニッシュした。ビールを取ってきて欲しい」とのことで、トモキが一旦フィニッシュに一番乗りしました。マイケルは一歩も動けない状態でした。トモキがスタート地点まで戻ってビールを運び、ようやく花見の宴となりました。全員が揃い、桜の木の下で記念撮影の後、16時10分よりダウンダウン(Down Down:ランの後の打ち上げ一気飲み大会)がスタートしました。3年連続のリハビリランで捕まってしまったマイケルを筆頭に、初めての人達女性陣、一番の人、最後の人など、次々に飲まされました。「前回履いてきたが指摘されなかった」とわざわざ申し出たダンがニューシューズ(New Shoes:ハッシュでは新しい靴を履いてきたら祝福される。罰せられるとする説もあるが、いずれにしても履いてきた靴にビールが注がれ飲まされる)で飲まされました。お約束の通り、最初に間違った靴(Wrong Shoe:左の靴)で飲んでしまったため、改めて正しい靴(Right Shoe:右の靴)で飲まされました。その後も刺青の人コーチのバッグの人など適当に理由がつけられて飲まされました。マイケルが参加の時は毎回ですが、ダラダラとダウンダウンが続き、17時40分にようやく終了しました。オンオン(On On:ランの後の食事会)はマイケルお気に入りの海上レストラン幸栄丸カキ焼きでした。4月のランは予定を変更して、残る日曜日(4/15、4/22、4/29)全て昼間ランと決まりました。参加者は少ないですが、毎週ハッシュは続けますので、皆さん奮って参加してください。ヘアも大募集中です。ミネトモキ